ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

5-8-1 粗面のライティング

 木材や布、マット紙のペーパークラフトなど、ざらざらして光が拡散する表面状態をもつ被写体です。硬い直接光(スペキュラー光)でも柔らかい間接光(ディフューズ光)でもきれいに写るので、初心者でも比較的簡単にうまく撮影できるでしょう。
 服や布の場合は、素材の風合いや質感を表現するために、横からのライティングで、織り糸一本一本を際立たせてみましょう。

5-8-2 滑面のライティング

 陶器やプラスチックモデル、光沢紙のペーパークラフトなど、表面で光が反射して写真に「つや」として写りこみやすい被写体です。ハイライトの光具合で、高級な感じになったり安っぽくなったり雰囲気が変わりやすいので注意が必要です。間接光ばかりで(ディフューザーが強すぎて)、表面にまったくつやが出なくなると、素材感が失われてしまいます。適度な直接光と間接光の両方を利用して、ハイライトの入れ方を加減しましょう。

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