ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

5-7-4 サブライト

 暗くつぶれた部分の光を補うもう一つの方法は、サブライトを使う多灯ライティングです。被写体の暗くなった側から、別のライト(サブライト)を当ててやります。このライトはあくまで補助光ですから、遠くから少ない光量で使いましょう。強い光でメインライトの影を消してしまうと、せっかくの立体感が無くなってしまいますし、メインとサブで別々の影が出来ると、写真全体が何かちぐはぐな印象になってしまいます。
 サブライトによる効果はレフ板使用の場合とほぼ同じですが、被写体に与える光の効果をレフ板よりも大きくできますし、全体の光量も上がるので、画面を明るく作品をよりクリアに写すことができるという利点があります。
 その反面、意図しない不自然な影が出来てしまうという不利な点もあります。メインライトに十分な明るさがある場合には、レフ板を使った方が、失敗なく作品を撮影できるかもしれません。

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