ちょき☆ぱたん 記号・用語 (chokipatan.com)

ペーパークラフトの記号

  ※これらの項目は書きかけ項目です。

切り線、山折り線、谷折り線

 ペーパークラフトでよく使う記号のうち、「切り線、山折り線、谷折り線」について紹介します。

 ところで、「この山折り線の記号と谷折り線の記号って、逆じゃない?」と思った方も多いかもしれません。実は、山折り線、谷折り線の記号には、まだ標準的な表記がありません。特にペーパークラフトの場合は、ここで紹介した記号を逆にしている場合も多いようです。
 それでも、このサイトで、この表記方法を紹介したのは、折り紙の場合は、こちらの表記方法がほぼ標準的に利用されているからです。ペーパークラフトファンには折り紙ファンが多いと思いますので、記号で混乱しないようにと、このサイトでは折り紙の表記方法を採用させていただきました。
 ペーパークラフトと折り紙で、山折り、谷折りの記号がまったく逆になっていることが多いのには、次のような理由があるのかもしれません。
 (理由1)
 折り紙は谷折りすることがが多いのに対し、ペーパークラフトは山折りすることが多いので、単純に、多い方に、よりなじみ深い「点線」を使っている。
 (理由2)
 折り紙は通常、作品となる紙に山折り、谷折り線が直接描かれることは少ないが、ペーパークラフトの場合は、作品となる紙に、山折り、谷折り線が直接描き込まれていることが普通なので、組み立てた後により目立つ「山折り」の線に、より目立たない「点線」を使っている。
 理由2のことを考えると、山折り線にやはり点線の方を使いたくなりますが、一点鎖線と点線で、それほど目立ち方に差はないだろうと考え、折り紙との統一表記とすることを優先させていただきました。
 なお、折り紙の場合、山折り線に赤、谷折り線に青を使うというのも標準化しつつあるようですが、ペーパークラフトの場合は、作品にその線が残ることを考えると、デザイン上の制約が多すぎるので、赤、青の色を山折り線、谷折り線の区別に使うことは避けさせていただきたいと思います。
 ただし、今後、山折り線、谷折り線の表記方法が標準化(規格化)される動きがある場合には、このサイトで採用している表記方法もそれに合わせるつもりですので、このページで紹介している記号が、今後変更される可能性があることも、あらかじめご了解ください。