ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

6-2-5 撮影4枚目以降(部分の撮影)

 自分としてうまく撮影できたと思う部分を大きく撮影しましょう。作品にあたる光をチェックし、ライティングの調整をしましょう。

ドン・キホーテの顔を右上斜め45°から撮影(レフ板なし)

上:
ドン・キホーテの顔を右上斜め45°から撮影(レフ板なし)




ドン・キホーテの顔を右上斜め45°から撮影(レフ板あり)



下:
ドン・キホーテの顔を右上斜め45°から撮影(レフ板あり)






 ドン・キホーテの顔をクローズアップ撮影しました。
 上がレフ板なしで撮影。下は暗い部分にレフ板をあてて撮影。レフ板なしの方は光量不足もあって、ピントが少しぼけています。レフ板ありの方は、影の部分が少し明るくなっています。
 コンパクトカメラで、小さな部分をクローズアップ撮影する場合には、光量は多めの方がピントが合いやすくなりますので、できるだけレフ板などで被写体を明るくしてあげましょう。
 ところで、この二枚の写真のドンキホーテの色が少し違っているのが分かると思いますが、レフ板の有無だけの違いで、このように色が違って写る場合があります。ここでは違いを示すために、あえて修正せずに掲載しましたが、色の違いが気になる場合は、Photoshopなどの写真補正ソフトを利用して色補正をしましょう。今回は、1枚目を撮影した時にカラーチャートを撮影してありますので、それを利用して1枚目のドンキホーテを正しい色に補正して、それを基準の色として他の写真のドンキホーテを色補正する、という手順になります。

 ドン・キホーテの本をその正面から撮影  ドン・キホーテの武器庫をその正面から撮影
 ドン・キホーテの本をその正面から撮影  ドン・キホーテの武器庫をその正面から撮影
 ドン・キホーテ全体像と槍を寝かせて撮影  ※ここでは、槍が外付け部品だったので、本体と大きさ対比ができるよう、隣に寝かせて撮影しました。
 ドン・キホーテ全体像と槍を寝かせて撮影  


 ドン・キホーテ周辺の小物をクローズアップ撮影しました。さすが海洋堂さんですね、細かい部分の造形もきれいに丁寧に出来ています。自分の作品も部分クローズアップを撮影しておきましょう。もちろん自信のある部分だけを……。

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