ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

4-3-3 レフ板数枚

 レフ板とは撮影の被写体に光を反射(バウンス)させる板のことで、板と言っても、白い布や、枠をねじって折りたためる円形の丸レフなどもあります。
 たとえば、左から光が当たると被写体の右側が影になりますが、右側にレフ板を置いて光を反射させることで、影になった部分を明るくして、被写体全体にまんべんなく光を回してあげられるようになります。また強すぎる光源の光を反射させて、和らげる役割を果たす場合もあります。
 一人でも撮影できるよう、レフ板は自立できるものが良いでしょう。持ってない方は、簡単な自作レフ板(市販のものには及びませんが)の作り方をこの項目の最後に載せておきますので、参考にしてください。
 デジタル一眼レフを使っている方は、レンズに小さなレフ板を取り付けてしまうという方法もあります。ペーパークラフト作品などの小さい被写体を撮る場合には、レフ板も小さくて良いことが多いし、デジカメスタジオのような小さなスペースにレフ板が入りきらないこともあります。こんな時は白い厚紙にレンズ口径大の穴を開けてレンズを通し、レンズフードをその上から取り付けると、使い勝手の良いレフ板になります。レンズフードのない方はマスキング・テープを使ってレンズに仮止めしても良いかもしれません。観葉植物など、逆光の透過光を使って葉脈を撮影したい時に、これがあると簡単に葉っぱの表面側にも光を補ってあげることができます。

スポンサードリンク