ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

4-2-2 撮影用機材(あると便利なもの)(2/3)

(6) 回転台
 作品を360°の角度から全体撮影するときに、この上に載せておくと、背景の位置ずれを気にせずに簡単に動かせます。作品の全体像を角度を変えて撮影する場合、一枚目の撮影で被写体を適切な位置に置いても、角度を変えて置きなおしたら、カメラから少し離れてしまって、また置き直したりフレーミングし直したりしなければならないことがあったりするのですが、回転台を使うとその面倒さも軽減できます。
 100円ショップでも黒い回転台が売られている場合がありますので、好きな色を塗るか、壁紙シールを貼って使用しても良いでしょう(別に黒のままでも構いませんが……)。作品の大きさに合わせて選びましょう。

(7) 文庫本数冊または小さい段ボール箱数個(作品の高さ調節・重し用)
 二つ以上作品を並べる時に段差を作るのに使ったり、ライトやレフ板等の高さ調整用に使います。作品の下に敷く場合には、床になる布の下に置くなどして、写真の構図内に写りこまないように気をつけましょう。
 また文庫本は重しとしても便利に使えます。

(8) 背景用の布または紙
 背景の布や紙は、被写体をきれいに見せるために必要です。被写体の色を正しく見せるためには、白が一番良いのですが、いつも白い背景ばかりでも面白みに欠けますし、白いペーパークラフト作品の場合は、背景を他の色にした方が良いということもあります。白の他に灰色と黒があると、たいていの被写体の背景として対応できるでしょう。白はレフ板の代わりに、黒は遮光用、灰色はその中間としても使えます。模様のある布や英字新聞なども面白い背景にできます。カーテンなどの布や壁紙、新聞紙などの光沢感のないものが、背景にしやすいと思います。光沢感のあるものは光を反射しやすいので、背景にはあまり向きません。

(9) ホワイトボード
 会議室にあるようなホワイトボード。一般家庭にはあまりないとは思いますが、これがあると、ホワイトボードとしての本来の使い方の他に、大きなレフ板としても使用できます。その上、撮影している部屋が雑然としていても、それをこの大きなボードで隠すことが出来ますし、背景用の大きな布を上から垂らしたり、背景用の紙をマグネットで止めたりして、作品の背景(壁)としても便利に利用できます。

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