ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

5-3 作品に近づいてアップがとれない(近づくとボケる)

 マクロモードに設定しないまま被写体に近づいても、ピントは、ずれてしまいます。近づいて撮る時は、必ず「接写(マクロ)モード(花マーク)」に設定しましょう。マクロモードは撮影できる距離が決まっている場合が多いので、マクロモードでうまく写らない場合には、取扱い説明書で撮影可能範囲を調べてください。撮影する時に、液晶ディスプレイの画像を確認しながら写すと失敗が少なくてすみます。
 またマクロモードは「毎回設定し直す」癖をつけましょう。「マクロ撮影→解除」をワンセットにする、ということです。マクロ撮影後にそれを解除しないまま風景などを写してしまうと、近いもの以外がすべてピンボケ写真になってしまいます。

5-4 白い背景で作品を撮影したら被写体の前面が暗くなってしまった

 背景が明るい色をしていると、被写体の写り方が自分のイメージよりも暗くなる場合があります。こんな時はレフ板で光を当ててやるのが一番ですが、レフ板が手元にない場合は、露出補正をしましょう。「自動」や「シーン別撮影モード」を使っていても、ほとんどのデジカメで露出補正ができるはずです。
 液晶ディスプレイで確認しながら露出補正を「+」「-」して数枚撮影し、一番イメージに近いものを選びましょう。被写体自体が白っぽい時、黒っぽい時も、カメラの自動設定では適正露出にならない場合が多いので、特に大事な写真を撮る場合や、ちゃんと写るかについて不安に思う場合は、同じ構図のまま「違うモードで写す」「露出補正を+、-したものを数枚写す」癖をつけましょう。露出等の違うものを数枚撮影しておくと、その中から一番良いものを選べるだけでなく、Photoshopなどの写真画像加工ソフトウェアを利用することで、複数枚の写真の中から「良い部分だけを合成して一枚の写真にする」というワザを使うことが出来ます。

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