ちょき☆ぱたん 写真補正の豆知識 (chokipatan.com)

第1部 実践1基礎編1写真補正

4 写真を補正する

4-6 サイズと解像度の設定

 写真の使用目的に応じてサイズと解像度を設定します。
 なお、これらの設定値に迷う場合は、とりあえず何も設定せずに省略値を選んでみて、実際に画面出力や印刷をしてみて、設定値を調整しましょう。

4-6-1 サイズの設定

 画面のピクセル数やドキュメントのサイズを設定します。ピクセル数は「画面に表示される写真の大きさ」を設定するもので、ドキュメントは、「印刷される写真の大きさ(「はがき」や「A4」)」を設定するものです。使用したい大きさに設定してください。

 <参考:解像度とサイズ(画面表示・印刷)の関係>
 デジタル画像には画像データは含まれていますが、物理的な出力サイズや解像度は含まれていません。こう言うとちょっと分かりにくいかもしれませんが、これは、デジタルカメラで撮影した写真データそのものには、「PC画面では何センチ四方の大きさで表示しなさい」とか、「印刷はA4サイズでしてください」というような情報は書かれていない、ということを意味しています。
 つまり解像度や出力サイズは、自分の使いたいサイズや画像の美しさの程度に応じて設定する必要があるのですが、これらは、「画像の解像度を変更すると、物理的なサイズが変わる」「画像の幅や高さを変更すると、解像度が変わる」という関係にあります。
 大雑把に言うと、画像データとPCの画面サイズ、プリンタの印刷サイズには、次のような関係があります。
 ・PC画面では、高画質で撮影した写真ほど大きく表示される
 ・プリンタでは、高画質で撮影した写真ほど綺麗に印刷される

 PC画面(ディスプレイ)について言えば、画面の解像度(画素数)が一定なので、取り込んだ時の解像度が大きければ、ディスプレイに表示される画像も大きくなります。ちょっと乱暴な表現かもしれませんが、イメージとしては、硬い色ビーズで作られた絵(写真)のビーズをいったんばらばらにして、PC画面上に並べ直している感じでしょうか。このビーズの大きさや間隔は変えられないので、たくさんのビーズで出来ていた写真は、PC画面上でもそれだけの広い面積を取りますし、少ないビーズで出来ていた写真は、PC画面上でも必然的に小さくなる、という感じです。
 これに対して、プリンタで印刷される大きさの方は、解像度ではなく印刷寸法で決まります。イメージとしては、決められた印刷サイズの用紙に合わせて、写真の画素一個一個を均等にばらまいていくという感じでしょうか。例えばA4サイズの用紙に写真を印刷する場合、写真の解像度が高い場合は、印刷される画素数が多いので、細かい部分まで綺麗に印刷されますが、低い場合には、画素数が少ないので、粗い点描画のようなざらざらした写真になってしまうのです。さっきのビーズのイメージを例にとると、今度は、画面ではなく紙に、様々な色のビーズをばら撒いて絵(写真)を描くような感じだと思っていただくと分かりやすいと思います。ただし印刷の場合は、色ビーズは少し柔らかめなので、つぶして形をある程度まで大きくしたり小さくしたりも出来るイメージを追加してください。これらの色ビーズを紙一面に均等にばらまくのですが、色ビーズが十分にたくさんある場合は、もちろん細かい部分まできちんと描写した絵を描くことが出来ます。これに対して色ビーズが少ししかない場合には、ばらまいた時に紙一面にビーズが均等に広がるように、ビーズを叩いて形を少し大きくしてから、ばらまいて絵を描くことになります。ビーズのサイズ自体が大きくなっているので、少ないビーズをばらまいても、ビーズとビーズの間から画用紙の白い部分ばかりが見える白っぽい絵になってしまうことはないのですが、どうしても全体的にゴツゴツした感じの粗い印象の絵(写真)になってしまいます。

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