ちょき☆ぱたん 紙の豆知識 (chokipatan.com)

5-2-2 和紙の用途(例)

 和紙は、次のようなものに使用されています。

(1) 書(書道)、写経
(2) 画(水墨画・日本画など)
(3) 印刷(版画全般)
(4) 表装(掛軸・襖の裏打ち・文化財修復など)
(5) 建築(障子、襖、インテリアなど)
(6) あかり(提灯、ランプなど照明器具)
(7) 傘(雨傘・つまおり傘)
(8) 包装
(9) 信仰・儀礼(お札・のし袋・懐紙など)
(10) 趣味(千代紙、ちぎり絵・造花など)
(11) その他(箔打ち、型紙、紙布、塵紙、衣類、容器)

※和紙の現状
 現在では、和紙は価格の高い高級紙のイメージが定着していますが、昔は障子紙などでもっと気軽に一般的に使われていました。すでに障子そのものの使用もかなり減っていますが、障子紙に和紙が使われることも減ってしまっています。和紙でつくられた障子紙は最高級品の位置づけになり、今一番使われているのは、レーヨンの障子紙なのです。その他、パルプの障子紙、プラスチックの障子紙なども利用されています。


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