ちょき☆ぱたん 紙の豆知識 (chokipatan.com)

5 紙の分類と用途2(一般的な分類)

 前項で紙の大分類(原料他)について紹介しましたが、この項では一般的な紙製品を中心に、洋紙と和紙に分けてさらに詳細な分類について紹介します。

5-1 洋紙

 洋紙とは、西洋式の抄紙機で製造した紙の総称です。現在市販されている紙のほとんどは洋紙ですので、種類も用途も圧倒的に多く、ここですべてを紹介することは出来ません。また前述した大分類のうち、経済産業省による分類にあげられたものも、ほとんどが洋紙ですので、ここでは、本や、ポスターやカタログなど一般の印刷物に使われる主な用紙と、原稿用紙など身近な用紙について、さらに詳しく紹介します。(これらの用紙の多くは、古紙でも作ることが出来ます)

 代表的な用紙としては、次のようなものがあります。
(1) 上質紙(非塗工紙・印刷用紙A)
(2) 中質紙(非塗工紙・印刷用紙B、C、グラビア用紙などの総称)
(3) アート紙(塗工紙・両面で40g/㎡前後(片面では20g/㎡以上))
(4) コート紙(塗工紙・両面で20g/㎡前後)
(5) 色上質紙
(6) ファンシーペーパー
(7) 新聞巻取紙
(8) インディアペーパー(紙)
(9) インクジェット紙
(10) 模造紙
(11) ケント紙
(12) 段ボール


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