ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

自己啓発・精神力

図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室(マクゴニガル)

『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室』
ケリー・マクゴニガル (著, 監修)


(感想)
 2013年のベストセラー『スタンフォードの自分を変える教室』を図解化した本です。自分の意識と行動を変え、「なりたい自分」になるための実践的な方法を教えてくれます。
・どうすれば「意志力」が上がる?
・欲望に打ち勝つには?
・5分で脳の力を最大限に引き出す
・ゆっくり呼吸すると自制心を発揮できる
・意志力の保有量を増やす方法
 など、多くの「自分を向上させる方法」を教えてくれます。97%の受講者に影響を与えた「奇跡の教室」のメソッドだそうです。
 なお、この本はベストセラー『スタンフォードの自分を変える教室』のエッセンスだけを分かりやすく抜き出した本なので、元ネタの本をすでに読んだ人が実践方法を再確認するのにも便利に利用できると思います。と言うより、この本だけを読むよりも、図書館などで借りるなどして、元ネタの『スタンフォードの自分を変える教室』も一度は目を通した方が、より深く理解できるのではないかと思います(汗)。
 さて、何か目標があっても、たいていの人は、その目標の達成が難しいと感じていると思います。初めから目標自体が高すぎたのかもしれませんが、「やろうとは思ってたんだけど、途中で挫折しちゃった」という人も多いのではないでしょうか。この本では、心理学や神経科学などの分野から自己コントロールに関する最新の見解を取り上げて、「どうしたら健康的な習慣を身につけられるか」、「集中すべき物事を決めて、ストレスとうまく付き合うにはどうしたらよいか」を実践的に教えてくれます。
 例えば、「やることリスト」までは書いたのに、結局、挫折してしまう、ということはよくあることですが(汗)、マクゴニガルさんの「人間は、何か良いことをしたり考えたりすると、それだけで達成感があり、ご褒美に値すると思ってしまいがち」という話を聞いて、「ああ、それでか!」と納得できました。そんな時には、「ちょっと落ち着いて、自分が「なぜ」その良いことをしたのかを考えてみる」と良いそうです(汗、汗)。
 また、ゆっくり呼吸して自制心を発揮できるようになる方法など、瞑想で自己コントロールする方法なども、とても参考になります。
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 マクゴニガルさんの他の本、『[生声CD付き]スタンフォードの「英語ができる自分」になる教室』、『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』、『スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール』に関する記事もごらんください。
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『スタンフォードの自分を変える教室』は、この『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室』の元ネタとなる本で、より詳しい説明があります。また、『DVDブック 最高の自分を引き出す法 ~スタンフォードの奇跡の教室 in JAPAN~』は、2013年2月に東京で開かれた特別講義をDVDブック化した本です。
 さらに、他の著者の本ですが、ためになる自己啓発書には他にも、『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』、『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』、『ハーバードの人生を変える授業』、『ハーバードの人生を変える授業2 ~Q次の2つから生きたい人生を選びなさい~』、『なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践』、『ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方』など、いろいろあります。

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