ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

David A. Carter(デビッド・A. カーター)

ごきげんなきいろいはこ(The Happy Little Yellow Box)

『和書:ごきげんな きいろい はこ』2012/2
デビッド・A. カーター (著), David A. Carter (原著), きたむら まさお (翻訳)

『洋書:The Happy Little Yellow Box: A Pop-Up Book of Opposites(英語)』2012/7
David A. Carter (著, イラスト)


(感想)
 しかけ絵本好きの人間のバイブルと言っても良い『実物で学ぶしかけ絵本の基礎知識ポップアップ』の作者の一人、デビッド・A. カーターさんが、「おおきい・ちいさい」などの反対言葉を楽しく学ばせてくれる、しかけ絵本です。
 使われている技法は、ごく普通ですが、「めくる」「飛び出す」「ひっぱる」などバラエティに富んでいるので、何度見ても飽きません。小さい子供が扱うのを考慮したのか、壊れにくい「めくり」「ひっぱり」しかけが多く、飛び出すしかけは2つだけで、それも構造が比較的簡単なので、壊れても直しやすいと思います。
 キャラクターは、とっても可愛い笑顔の黄色い箱。「こちら・あちら」は簡単なしかけですが、まるで黄色い箱クンが、瞬間移動したみたい☆ 「けす・つける」も、とても楽しいです。

・1~2ページ目:そとがわ・うちがわ。黄色い箱のめくりしかけ。
・3~4ページ目:たかい・ひくい。ヘリコプターの黄色い箱(飛びます)。
・5~6ページ目:あがる・さがる。エレベーターの黄色い箱。
・7~8ページ目:こちら・あちら。ご近所の黄色い箱。
・9~10ページ目:はいる・でる。トラックの黄色い箱。
・11~12ページ目:あける・しめる。ガレージの黄色い箱。
・13~14ページ目:けす・つける。アパートの黄色い箱。
・15~16ページ目:おおきい・ちいさい。二重になった黄色い箱(ちょっと分かりにくいですが、大きい箱の右側の扉を開くと小さい箱が見えます)。
   *   *   *
 カーターさんには、人気の「虫シリーズ」以外にも、『ウィンター』、『ぴんぴかりんのしゃれたやつ』、『きんきらきんのはでなやつ』などの楽しいしかけ絵本があります。
 また別の作家(ロバート クラウサー)の本ですが、同じように反対語を楽しく学べるしかけ絵本には、『はんたいことばはなあに?』があります。

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