ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ技法(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

型紙なし

実物で学ぶしかけ絵本の基礎知識ポップアップ
 (Elements Of Pop Up)

『和書:実物で学ぶしかけ絵本の基礎知識ポップアップ』
2000/6
デビッド・A. カーター (著), ジェームス ダイアズ (著), David A. Carter (原著), James Diaz (原著), 岡松 きぬ子 (翻訳)

『洋書:Elements Of Pop Up』1999/10
James Diaz(著),David A. Carter(著)


(感想)
 しかけ絵本好きの人間にとっては、バイブルと言っても良い絵本です。
 平行折り、ななめ折り、円盤、プルタブなど、しかけ絵本に利用されている様々な技法が、実物の見本と詳しい説明文つきで解説されています。例えば平行折りの場合なら、切り込みを入れた紙を飛び出すように折ったカードが、絵本に貼り付けてあるので、実際のしかけをぱたぱた動かしたり、裏面を覗いたり、触ったりして確かめながら学ぶことができます。またしかけは原理が分かりやすいよう単純化されているので、自分の手元にある画用紙などで同じような仕組みのものを作ってみることで、さらに理解をすすめることも出来ると思います。
 基礎知識と言っても、しかけの種類も数も多岐に渡っていて、糸を活用した回転するしかけもあるなど、とても充実していますので、価格は少し高いのですが、それだけの価値は十分あると思います。

・1~4ページ目:技法総集合的な大きな立体しかけ。基本用語の解説(一部実物見本付)
・5~6ページ目:平行折ポップアップの見本と解説1(6種類)
・7~8ページ目:平行折ポップアップの見本と解説2(6種類)
・9~10ページ目:平行折ポップアップの見本と解説3(6種類)
・11~12ページ目:ななめ折ポップアップの見本と解説1(6種類)
・13~14ページ目:ななめ折ポップアップの見本と解説2(6種類)
・15~16ページ目:円盤の作り方(4種類)
・17~18ページ目:プルタブの作り方(8種類)
・19~20ページ目:ポップアップの作り方の手順(しかけなし)
   *   *   *
 デビッド・A. カーターさんの他の本は、『Feely Bugs(むしむしさわってごらん)』など多数あります。また、ジェームス ダイアズさんの他の本、『Making Shapes: A Pop-up Book』『Making Colors』、二人の共著の『実物で学ぶ ポップ・アップを作ろう』に関する記事もご覧ください。

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