ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本
(しかけ絵本&技法、ペーパークラフト)

しかけ技法(日本の作家)

型紙つき

しかけ絵本の基礎知識 実技編〈1〉平行折り・斜折り

『しかけ絵本の基礎知識 実技編〈1〉平行折り・斜折り』
2004/11
 菊地 清 (著), わく はじめ (著)


(感想)
 この本は、しかけ絵本に最もよく使われている180°タイプの「平行折り」と「斜め折り」について、基本サンプルを例に、とても詳しく解説したものです。
 同じ作者の「平行折」の本に、『はさみで5分、初めての立体カード』など、一枚紙を切って作成する90°切り紙タイプがメインのものもありますが、この本の「平行折」は部品を貼り付けて作成する180°タイプがメインです(ただし応用作品として、90°切り紙タイプのものも一部紹介されてはいます)。絵本は、通常、180°に開いて読むものなので、しかけの最も基本的な技法の「平行折」も、180°開いてしまうと平らな紙に戻ってしまう、切り紙の90°タイプではなく、部品を貼り付ける180°タイプになってしまうのです。、
 もちろん基本サンプルだけでなく、それを応用した楽しい作品見本も紹介されていますので、実際にそれを作って楽しむことが出来ます。基本、応用とも、型紙(コピーして使います)、作品の写真、作り方の解説がついています。着色されていない白黒線画ですので、作った作品を誰かに贈りたい時には、色画用紙を利用するなどした方が見栄えがするでしょう。
   *   *   *
 菊地 清さんの他の本、『紙ワザ建築 世界遺産』、『ポップアップカード入門』、『ペーパークラフト 紙ワザ工房―平行折りと基本テクニック』、『はさみで5分、初めての立体カード』、『紙仏巡礼』に関する記事もご覧ください。

Amazon商品リンク

興味のある方は、ここをクリックしてAmazonで実際の商品をご覧ください。(クリックすると商品ページが新しいウィンドウで開くので、Amazonの商品を検索・購入できます。)