ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

夏の海辺の貝がら(デール・スコット)

『和書:夏の海辺の貝がら (とびだししかけえほん)』2019/7/5
リンジー デール・スコット (イラスト), Janet Lawler (原著),』

『洋書:Shells: A Pop-Up Book of Wonder(英語)』2019/7/3
Janet Lawler (著), Lindsay Dale-Scott (イラスト),


(感想)
 美しい貝がらなど、夏の海辺の生き物がカラフルに大きく飛び出してくる素敵なしかけ絵本です。
 仕掛けが大きくて色も鮮やかで、とても見ごたえがあります。海のいろいろな風景を楽しむことが出来る本で、お子さんにも喜ばれそうですが、どちらかというと大人向けなのかもしれません。
 個人的に「あ、素敵」と感じたのが、最初の仕掛けページの海辺の砂浜。仕掛け自体は一番あっさりしているのですが、かつて見た海辺の風景を、懐かしく思い出させてくれました。
 そこから先のページは、海の生き物たちがどんどん出てきて、とても綺麗で癒されます。
 素敵な夏の仕掛け絵本です。贈り物にしても喜ばれると思います☆
・1~2ページ目:表題とイラスト(しかけなし)
・3~4ページ目:夏の砂浜の風景。ページをめくると、波が押し寄せる海岸の砂浜に、砂丘で木の葉を揺らすヤシの木が立ち上がります。左下に葉っぱのめくり仕掛け。
・5~6ページ目:色とりどりの貝がらのブーケ。ページをめくると、大きな貝がらのブーケが飛び出してきます。てっぺんのオウム貝にめくりしかけ。左下の矢印を引くと砂浜から貝がらが出てきます。右上の巻貝の矢印を引くと動く仕掛け。
・7~8ページ目:ヤドカリとカニと海藻など。ページをめくると、大きなヤドカリと海藻をつけたカニが大きく飛び出してきます。左のヤドカリの貝がらにめくり仕掛け。右下にも2つのめくり仕掛け。
・9~10ページ目:ウミガメとタコ。ページをめくると、大きなウミガメとタコが大きく飛び出してきます。左の貝をめくると、上の魚(ハタ)の口が開きます(動くしかけ)。左下に貝のめくりしかけ。右のタコの頭の矢印を引くと、タコが手足を動かします(動くしかけ)。
・11~12ページ目:海中のサンゴ礁。ページをめくると、複雑な形をしたサンゴの群落が大きく飛び出してきます。右の貝のようなものをめくると小さなサンゴが飛び出します。その下にもめくりしかけ。
・13~14ページ目:階層になっている貝やヒトデ。ページをめくると、何層か重なった貝やヒトデが大きく立ち上がります。てっぺんには真珠貝が開いています。三つの貝にめくりしかけ。
・15~16ページ目:海の生き物の饗宴。ページをめくると、これまでに出てきた海の生き物たちが、色鮮やかに大きく飛び出してきます(タコやサンゴが動きます)。
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