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第1部 本

自己啓発・コミュニケーション

最強のコピーライティングバイブル(横田伊佐男)

『最強のコピーライティングバイブル――伝説の名著3部作が1冊に凝縮! 国内成功100事例付き』2016/4/15
横田 伊佐男 (著), 神田 昌典 (監修)


(感想)
 とても実践的なコピーライティングのテキストです。
 謳い文句によると、「黄金のクラシックシリーズ3部作計4冊――『ザ・コピーライティング』『伝説のコピーライティング実践バイブル』『ザ・マーケティング【基本篇】』『ザ・マーケティング【実践篇】』のエキスを1冊に凝縮した、歴史に残る日本発の名著!」だそうで、このあまりにも力の入りまくった宣伝文に、用心深い私としては、むしろ胡散臭さを感じてしまったのですが……読んでみると、かなり「使える」本だと感じました。
 全体は次の5部構成になっています。
【PART1】戦略を練る(戦略とは、「ターゲット×提供価格」)
【PART2】グッと惹きつける(コピーライティング攻略のツボ)
【PART3】すぐ行動させる(相手の立場で考え、書く。6フレーム&魔法のフレーズ)
【PART4】テスト! テスト! テスト!(テスト項目は2つ。テスト設計のマトリクス化)
【PART5】超訳サマライズ:本書を使いこなす(まとめ)
 これを読んだことで、コピーライティングのコツを、かなり具体的に理解できたような気がしました。
 中でも役に立つと感じたのは、本書の大部分を占める「【PART2】グッと惹きつける」。ここでは、「キャッチコピー最強35の型」を実際の事例で学べます。
 例えば、「1)「ご紹介」で始める」では、事例として「ダイソンから、愛犬家のための画期的な新商品をご紹介します」、「7)「日付や年」を入れる」では、「3・26 物語がはじまる、北海道新幹線」、「10)「割引き価格」をメインにする」では、「スマホ2台目 半額」、「14)「役に立つ情報」を提供する」では、「昨年度、6500人に100万円を超える過払い金があり 無事に返金手続きを終えました」などなど……。これらは、かなり記憶に残っているCMが多くて、なるほど、こんな風に作ると、人の心に響くキャッチコピーになるのだなーと、とても勉強になりました。
 これら全部で35の型を、目的や、それが向く商品の種類などとともに紹介してくれるので、自分が宣伝したい商品や、強調したいことに向いた型を見つけて、その事例を参考に(真似て)、いくつかキャッチコピーを作ってみると、着実にコピーライティングの能力を向上させていけるのではないでしょうか(少なくとも、文章を思いつくヒントになりそう)。
 そして「【PART3】すぐ行動させる」では、キャッチコピーで惹きつけた後、行動を起こさせるための「セールスレターの書き方」も教えてもらえます。「6フレーム」とか「魔法のフレーズ」などのテクニックもありましたが、一番重要なのは、「相手にどういう得があるかを示す必要がある」ことや、「最強の動機を選び、それを相手の視点だけで説明する」ことではないかと感じました。
 さらに、「【PART4】テスト! テスト! テスト!」では、「惹きつけるキャッチコピーの書き方」「行動につなげるセールスレターの書き方」だけでは終わらず、テスト項目を2つ設定して、テストを行うことも勧めています。テスト項目とは、例えば、2種類のキャッチコピー(依頼・情報)とオファー(値引き・おまけ)の組み合わせ。これら4種類でテストし、どの項目に効果があるかを考察し、より効果的なものを採用するのだそうです。……なるほど、これなら成功の確率をさらに上げられますね!
 とても実践的に「使える」コピーライティングのテキストでした。広告や営業の仕事をしている方は、ぜひ読んでみてください。
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 横田さんは、他にも『ムダゼロ会議術』などの本を出しています。また監修の神田さんは、他にも『おもてなし幻想 デジタル時代の顧客満足と収益の関係』などの本を出しています。

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