ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

宇宙のことがわかる本(マーティン)

『宇宙のことがわかる本 (しかけえほん)』2016/10/31
ルース マーティン (著)、ニック マランド (イラスト)、Ruth Martin (原著)


(感想)
 宇宙のことを楽しく学べる、しかけ絵本です☆
 宇宙や星とはどんなものか、太陽系にはどんな星があるか、人間は宇宙のどこまで行ったのかなど、宇宙について幅広く学べます。
 大きなしかけとしては、太陽の内部とか、太陽系モデルとか、月着陸船とか、わくわくするような学べる「飛び出すしかけ」があり、小さなしかけとしては、クイズ形式など多数の学べる「めくりしかけ」があります。飛び出すしかけに目を奪われて「わくわく」させられ、めくりしかけで、宇宙の知識が記憶として定着していく……という感じ。科学好きのお子さんへの贈り物にぴったりだと思います☆
 他の分野と同じように、宇宙についても新しい発見がぞくぞく報告されているので、大人にとっても、「へー、そうだったんだ」と思わされるものがあります。「宇宙にはなぜ音がないの?」と言う質問には、「空気がないから音が伝わらない(耳は振動で音を感じているから)」とすぐに答えられましたが、「太陽の音が聞こえたら?(めくりしかけ)」には、(もし空気があって聞こえたとしたら多分すごい音がするんだろうなー)と想像は出来ましたが……近くで聞くことができたとしたら、太陽の燃える音は、1000万個のピアノの鍵盤を同時に弾いたと同じぐらいの音(約290デシベル)なのだそうです! うわー! 鼓膜が破れてしまいますね……宇宙に空気がなくて良かったなー。空気があって、遠くの星の音まで聞こえてしまったら、世界はうるさすぎて、逆に何も聞こえなくなるかもしれませんね(笑)。少なくとも、聴覚は今と違う進化をとげていたことでしょう。
 宇宙へのロマンや知識が詰まっている素敵なしかけ絵本です。読んでみてください☆

・1~2ページ目:宇宙ってなんだろ? 星やロケット、彗星や宇宙飛行士が飛び出します。世界の始まりや宇宙の謎を解き明かした人々関するめくりしかけあり。
・3~4ページ目:星ってなんだろう? 超新星や宇宙の道しるべに関するめくりしかけあり。
・5~6ページ目:太陽はどんな星? 大きな太陽の円をめくると、太陽の内部が飛び出してきます。太陽の音に関するめくりしかけあり。
・7~8ページ目:太陽系ってなんだろう? 太陽系の惑星モデルが飛び出してきます。惑星に関するめくりしかけあり。
・9~10ページ目:どんな惑星があるの? 太陽系の8つの惑星のめくりしかけあり。
・11~12ページ目:地球はなぜ特別なの? 青い星・地球の風景が飛び出してきます。世界の終りに関するめくりしかけあり。
・13~14ページ目:人間はどこまで行ったの? 月着陸船イーグル号が飛び出します。月着陸の謎に関するめくりしかけあり。
・15~16ページ目:地球外の生物はどこに? 微生物や宇宙飛行士に関するめくりしかけあり。
   *    *    *
 マーティンさんは、他にも『海の生き物たち (キラキラしかけえほん)』、『昆虫たち (キラキラしかけえほん)』などのしかけ絵本を出しています。
 なお社会や科学、IT関連の本は変化のスピードが速いので、購入する場合は、対象の本が最新版であることを確認してください。

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