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第1部 本

塗り絵&脳トレ&ユーモア

脳トレ

脳が驚いて活性化! 毎日[だまし絵]で脳トレ(竹内龍人)

『脳が驚いて活性化! 毎日[だまし絵]で脳トレ』2016/12/2
竹内 龍人 (著)、おまけたらふく舎 (イラスト)


(感想)
「脳が驚いて活性化!」するという「だまし絵」の脳トレ本です(笑)。1日2問×31日分の問題と、おまけの「脳トレプラス」として「逆さ絵」や、自分で作る「だまし絵」と、線にそって折ると意外な絵に変化する不思議な「折り絵」がついています。フルカラーで、大きな「だまし絵」をたっぷり楽しめます。
「だまし絵」は認知症やボケ予防になるだけでなく、眼トレにもなるそうです。
「だまし絵」というのは目の錯覚を利用した錯視画像で、同じ大きさなのに違って見えたり色が違って見えたりするといった錯覚を感じる絵です。この「錯視画像」は、ただ見て楽しむだけでなく、脳トレにも最適なのだそうです。「まずは見て驚く。そしてカラクリを知って驚く。そして「なぜこう見えてしまうのか?」を考えながら問題や課題をクリアしていくことで、脳はますます活性化していく」のだとか。

 この本の「だまし絵」は、「創造力」「集中力」「空間認識力」を鍛える他、「脳の疲れを癒やす」ようにも作られています。毎日2問ずつを順番に31日分やれるよう全62問があるのですが……あまりに面白すぎて、一気にやってしまいました(笑)。でも問題ありません。前にやった問題を、(この二つって本当は同じ長さなんだ……)と思いながら眺めても、山に描かれた縦横二本の線は、やっぱり全然違う長さにしか見えないのです(笑)。うーん不思議だ……。(もっとも「隠れたものを見つける」タイプの問題は、答えを覚えてしまうと、もう「それ」にしか見えなくなりますが……(汗)。)
 こんな「だまし絵」の脳トレ本は見たことがなかったので、すごく新鮮で面白かったです☆ もっとも一応まだ「ボケ」はきていないようなので、この錯視画像が「脳トレ」に役だっているかどうかは検証できませんでしたが……(笑)。
 毎日「足し算」とか「なぞり書き」とか「漢字クイズ」とかをしていて、普通の脳トレに飽きてしまった方は、こんなタイプの脳トレも試してみると、変化があって、また脳トレを楽しく続けられるかもしれません。ぜひ一度、眺めてみてください。(なお「錯視画像」の効果には個人差があるので、解答と同じようには見えない人もいるそうです。私は全部を一日のうちにやってしまいましたが、錯視画像を長時間眺めていると気分が悪くなる人もいるそうなので、ご注意ください。錯視画像を眺めるのは、一日数問以内にした方がいいのだと思います(汗)。)
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 竹内さんの他の本『だまし絵練習帖―脳の仕組みを活かせば描ける 基本の錯視図形からリバースペクティブまで』や、おまけたらふく舎の他の本『だまし絵×立体がすごい! 3Dアートの描き方』に関する記事もごらんください。
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 おまけたらふく舎は、他にも『かぐやひめ (だまし絵・かくし絵で楽しむ日本の昔話)』、『三まいのおふだ (だまし絵・かくし絵で楽しむ日本の昔話)』、『うらしま太郎 (だまし絵・かくし絵で楽しむ日本の昔話)』などの本を出しています。
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 別の作家の本ですが、『まちがいさがし 昭和の暮らし編 脳トレ・介護予防に役立つ』、『認知症予防の権威 朝田隆教授の 脳トレぬり絵』、『脳が活性化する 大人の日本地図 脳ドリル (元気脳練習帳)』、『脳年齢が若返る! 大人の童謡えほん (心に響く童謡16曲のCD付き!)』など楽しくて脳トレに役立つ本は多数あります。また『今日からお金が貯まる脳トレ』は、お金の無駄遣いをしやすい人のための脳トレの本だそうです。

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