ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

ゆきのあさ(ブロコリ)

『ゆきのあさ』2015/10/23
ステフィ・ブロコリ (著)


(感想)
 まっしろな一面の雪景色に残された動物たちの足跡。隠れているのは誰かな? めくって探すシンプルな白いしかけ絵本です。
 足跡は型押しで表現されているので、本当に雪景色みたい☆ 白い雪の中の足跡をたどって、隠れている動物を探すのは意外に(?)楽しいです。
 パリのイラストレーターが作ったお洒落なしかけ絵本なのですが……しかけ自体はすごく単純なもので、ほぼ全ページ、足跡の先にある雪の固まりのようなものをめくって、カラフルな動物を探し出すというもの。
 確かに素敵だけど、技法的にはすごく単純な「めくりしかけ」だけだな……この本を最初に見かけた時は、そう思っただけでスルーしてしまいました(汗)。
 それからしばらくして他の書店でまた見本版を見かけたので、なんとなくまた手にとったら……今度は何か違和感があったのです。……あれ? この本って、もしかして1枚の紙で出来ている?
 驚いてしまいました。実はこの本、長い2枚の紙だけで出来ていたのです☆ 「じゃばら式」に折り畳まれて造本されています。中身の方はものすごく横に長い1枚紙(途中に「継ぎ」もありますが……)、表紙の方も横に長い1枚紙なのです。
 だから折り畳まれた長い紙を床に広げると、なんと雪の日の長い長い散歩道があらわれるという仕掛けになっていたのです☆
 うわー、そういう仕掛けもあったんだ! とびっくりして即購入(笑)。もっとも内容があまりにも長すぎるので、部屋に全部を広げるのは困難でしたが……(涙)。
 この本は仕掛けだけでなく、造本もシンプルなので、自分でしかけ絵本を作りたい人の参考になります。中身の方は、めくりしかけをところどころに差し込んで付けた一枚の長い紙を折り畳むだけ。表紙の方は、本のカバーのように中身をくるむだけなのですから(笑)。これを参考にして、保育園やご家庭で、お子さんと一緒にオリジナルしかけ絵本作りを楽しんでみては、いかがでしょうか☆
   *
(この本は長い1枚紙を折り畳んで造本されているので、以下のページ数は目安です)
・表紙:型押しによるでこぼこ模様がある白い表紙
・1ページ目:タイトル(しかけなし)
・2~3ページ目:左ページから右ページにかけて白い鳥の足跡(型押し)。右ページに白い葉(型押し)のめくりしかけ(めくると下にカラフルな鳥が隠れています)。
・4~5ページ目:左ページから右ページにかけて白いハリネズミと鳥の足跡(型押し)。緑や青い葉のイラスト。右ページに白いトゲトゲ(型押し)のめくりしかけ(めくると下にカラフルなハリネズミが隠れています)
・6~7ページ目:左ページに白い獣の足跡(型押し)と白い雪の固まり?(型押し)のめくりしかけ(めくると下にカラフルなタヌキ?が隠れています)。右ページに(別の)獣の足跡(型押し)と緑や青の草やドングリのイラスト。
・8~9ページ目:左ページから右ページにかけて白い獣の足跡(型押し)(前ページからの続き)。右ページに雪をかぶった白い切り株(型押し)のめくりしかけ(めくると下にカラフルなキツネが隠れています)。黄色い木の幹と青や緑の草のイラスト。白い蹄の足跡(型押し)。
・10~11ページ目:左ページから右ページにかけて白い蹄の足跡(型押し)(前ページからの続き)。右ページに雪をかぶった白い花々(型押し)のめくりしかけ(めくると下にカラフルなシカが隠れています)。青や緑の草のイラスト。
・12~13ページ目:左ページに白いハリネズミの足跡(型押し)。右ページに大きな雪の固まり?(型押し)のめくりしかけ(めくると下にカラフルなハリネズミの親子?が隠れています)。青や緑の草のイラスト。白い蹄の足跡(型押し)。
・14~15ページ目:左ページに白い靴跡(型押し)。右ページに白い鳥?の足跡(型押し)。両ページにまたがってカラフル子ども(下半身)のイラスト(めくりしかけなし)。
・16ページ目:ドングリを持つリスのカラフルなイラスト(しかけなし)。
   *    *    *
 別の作家の本ですが、『ふゆのまえのおとしもの (とびだししかけえほん)』、『クリスマスのたからさがし』、『クリスマスの夜はしずかにね!』、『にこにこにっこりクリスマス!』など、冬を楽しむ仕掛け絵本は多数あります。

Amazon商品リンク

興味のある方は、ここをクリックしてAmazonで実際の商品をご覧ください。(クリックすると商品ページが新しいウィンドウで開くので、Amazonの商品を検索・購入できます。)