ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

ぞうのエルマー ジグソーブック(Elmer's Jigsaw Book)(マッキー)

『和書:ぞうのエルマー ジグソーブック (しかけえほん)』2005/8
デイビッド マッキー (著), David Mckee (原著), きたむら まさお (翻訳
)
『洋書:Elmer's Jigsaw Book(英語)』2003/10/23
David McKee (著)


(感想)
 ぞうのエルマーのジグソーパズルができるしかけ絵本です。厚手の紙でできた見開きページの右側に、ジグソーパズルがはめ込まれています。
 絵本の内容は、誰かと遊びたくてしかたがない「ぞうのエルマー」が、ライオンなどの友達を誘っていくというお話で、ページの片側にエルマーが、もう片側に友達たちがいるイラストが、カラフルな色彩で描かれています。(なお、ジグソーパズルの底になる面は、パステルカラー一色になっているだけなので、パズルをはずしても別のイラストが見えてくるということはありません。)
 さて、この絵本はジグソーパズルになっているだけあって、かなり厚手の紙で出来ていて丈夫です。そして、9ピースのジグソーパズルが、全部で5つあります。絵柄もピースも大きいので、幼い子でも比較的簡単に組み立てられると思います。きれいに製本されていて、パズルのピースがすごくきっちりはまるので、丁寧に扱えば、絵本のページをぱたぱた開け閉めしてもパズルが落ちることはありません。
 ……が、乱暴に扱ってピースを曲げたり折ってたりしてしまうと……ピースが落ちてくるようになる心配は、どうしても避けられないと思います(汗)。
 絵柄も内容も、幼い子ども向けですし、ピースの大きさや難易度もやはり幼い子ども向けだと思うのですが、丈夫な厚紙とはいえ、幼い子どもにピースを乱暴に扱わないでとお願いするのは、かなり無理があるような……(笑)。しかけ絵本は、子ども向けにも関わらず「乱雑に扱うと壊れる」という矛盾を抱えているものですが、この本もその問題を避けられない本です(汗)。……そのせいか、ジグソーパズル付の絵本はあまり作られないので、貴重な絵本だと思います(笑)。
・1~2ページ目:ぞうのエルマーが友達のライオンを遊びに誘う(右ページに9ピースのパズル)。
・3~4ページ目:ぞうのエルマーが友達のとらを遊びに誘う(右ページに9ピースのパズル)。
・5~6ページ目:ぞうのエルマーが友達のわにを遊びに誘う(右ページに9ピースのパズル)。
・7~8ページ目:ぞうのエルマーが友達のかえるを遊びに誘う(右ページに9ピースのパズル)。
・9~10ページ目:ぞうのエルマーが友達のさるから遊びに誘われる(右ページに9ピースのパズル)。
   *    *    *
 マッキーさんは、他にも『ぞうのエルマー ジャングルのともだち』などのエルマーのしかけ絵本を出しています。
 また、しかけ絵本ではありませんが、『エルマーはやいのはだれ?』、『エルマーのはんたいことば』、『エルマーのはじめてのかずのほん』などの絵本もあります。

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