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第1部 本

描画参考資料

ニッポンの名前―和の暮らしモノ図鑑

『ニッポンの名前―和の暮らしモノ図鑑』2006/1/1
山本 成一郎 (監修), 服部 幸應 市田 ひろみ


(感想)
 日本の伝統的な衣食住・芸能・冠婚葬祭にかかわるモノと、名前について、イラストや写真で説明してくれる本です☆
 普段、なにげなく使っている日本製の道具や、たまに食べる会席料理の内容から、冠婚葬祭でしか使わないので名前を気にしたことがないもの(汗)まで、網羅的に掲載されているので、一冊持っていると、急に外国の友人に尋ねられたときなどでも、日本人として安心です(笑)。単語には漢字だけでなく、ふりがなもきちんと書いてあるのも嬉しいです。(漢字だけだと、多分読めない単語が続出になります……汗)。
 またイラストを描く時にも、和風のものの画像事典は少ないので、とても便利に使えます。
 しかも、これを読んで、雅楽などの芸能や、神社やお寺で見かけるモノについて名前をきちんと憶えておくと、ちょっと教養ありげに見えるんじゃないかとも思います(笑)。京都を歩いているとよく見かける、建物の軒下部分に置いてある竹製のでっぱりが、「犬矢来」という名前のもので、人や馬によって家が傷まないようにするものだということを、この本で初めて知りました。
 和の物については、詳しく教えてくれる人が周囲にいない方も多いと思いますので、これを一度読んでおくと、さまざまな時に役に立ちそうです。
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 日本に関する図鑑は、他にも『イラスト日本まるごと事典 【改訂第3版】 (講談社バイリンガル・ブックス)』、『カラー版 英語で紹介する日本事典 (英語)』、『ジュニア都道府県大図鑑 ジオ』など多数あります。
 また、身の回りのものの名前や形を知りたい時には、『イラスト図解 モノの呼び名事典』、『気になる!モノの名前大事典 (宝島社文庫)』も役にたつと思います。
 さらに『水木しげる妖怪大百科』は、最近、人気の(?)妖怪に関する事典です。
 また、『にっぽんの歳時記ずかん』、『品のある人をつくる、美しい所作と和のしきたり』は、「和」に関わるさまざまな習慣やマナーについて、より深く知ることができる本です。

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