ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(日本の作家)

立体ぬりえワークブック のりもの編 (WORK×CREATE)

『立体ぬりえワークブック のりもの編 (WORK×CREATEシリーズ)』 2011/6


(感想)
 楽しい乗り物が5種類も作れる立体ぬりえワークブック(絵本)です☆ コクヨのWORK×CREATE(工作絵本)シリーズの一冊です。
 絵本のページは白で、そこに乗り物の部品(型紙)があります。この部品(型紙)には、なんとミシン目が入っているので、はさみを使わずに手で切り離すことができます。この平らな部品を折って組み立てていくのですが、この時、部品の小さなでっぱりをスリットに差し込むだけで組み立てられるので、糊を使わずに組み立てられます☆

 本は、絵本のような形をしていますが、組み立てると型紙ページはなくなってしまいます。だからこの本のタイトルは「ワークブック」なのでしょう。(説明書と、乗り物の抜け殻ページと、組み立てた楽しい思い出が残ります……フッ…うまいこと言ったぜ(笑))
 えーと、この本を使って組み立てられる乗り物は、2階建てバス・電車・ダンプカー・パトカー・飛行機と、種類も形もバラエティに富んでいて、飽きずに楽しく作ることができます。色を塗らなければ、白い乗り物が出来上がり、それはそれで美しいと思います。
 けっこう難しいのが色を塗るタイミング。大人なら、いったん軽く組み立てた乗り物をばらして平面に戻し、アクリルカラーなどで彩色してから、もう一度組み立て直す、のが良いのではないかと思いますが、お子さんの場合は、組み立て後にサインペンなどで着色するのが、一番簡単で、あまり失敗せずに出来るのではないかと思います。着色は平面のうちにやった方が簡単にきれいに描けますが、汗などで色落ちする画材を使うと、組み立て中に作品が汚れてしまうので、注意が必要です。クレヨンなんか使ってしまったら、かなり悲惨なことになりそうです(汗)。
 まあ、子供のうちは「失敗する」のも大切な知育の一つだと思います。クレヨンで汚して悔しい思いをするのも経験の一つだと思って、汚れた手や洋服を洗ってあげましょう(笑)。
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 コクヨのWORK×CREATEやArts and Craftsシリーズの他の本、『アルファペット』、『100のかたち』、『おしゃれノートLIZ LISA』、『凸凹ぬりえ くだもの編』、『立体ぬりえワークブック 紙の音楽隊』に関する記事もごらんください。
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 この立体ぬりえワークブックには、他にも『立体ぬりえワークブックどうぶつ編』、『立体ぬりえワークブック はたらくくるま編』があります。
 またWORK×CREATEシリーズからは、他にも、『ペーパープレーンブック』、『紙ヒコーキワークブック』、『たのしい工作―じゆうこうさく〈1〉』、『トントン紙ずもう』、『くるくるコマあそび』などの工作を楽しむ絵本が多数出ています。

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