ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(日本の作家)

コんガらガっち どっちにすすむ?の本

『コんガらガっち どっちにすすむ?の本』2009/3/18
ユーフラテス (著)


(感想)
 絵本に描かれた一本の道を指でたどっていくと、ページの終わりで二本に枝分かれしています。そのどちらを選ぶかで、次のページの展開が変わっていくという「ゆびでたどる絵本」です。「飛び出す」ようなしかけはありませんが、ゲームや「あみだくじ」のような不思議な楽しさのある絵本です。選ばなかった方の道の展開も、同じページで見ることが出来るので、「しまった!」とか「やったあ!」とか、悔しい気持ちや嬉しい気持ちを味わうことが出来ます(すごく単純なのですが……)。どの選択にも、ちゃんと(笑)ゴールがあります。
 著者の「ユーフラテス」は、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の卒業生からなるクリエイティブグループで、NHK教育のテレビ番組「ピタゴラスイッチ」の企画に携わっている方々です。このちょっとシュールな楽しさは、確かに「ピタゴラスイッチ」的なので、あの妙~な世界を楽しめる方には最適の絵本だと思います。
 この絵本は、一回目は単純に楽しんで、二回目以降は「記憶力を試す」という使い方も出来ます。

 写真のヘンテコなキャラクターは、何かと何かがこんがらがって生まれた新生物「こんがらがっち」だそうです。この絵本では、こんがらがっちと一緒に読者が指で道をたどって「旅」を楽しみます。どっちに進むか?で、読むたびに新しい世界が広がっていき、何通りにも絵本を楽しめます(記憶力が悪いほど、絵本の世界を楽しめるというのも嬉しいですね(汗))。かわいくて、ひねくれていて、暖かい世界をお楽しみください。
   *   *   *
 この絵本シリーズには、他に『コんガらガっち ぬきあしさしあし すすめ!の本』、『コんガらガっち おそるおそるすすめ!の本』、『コんガらガっち あっちこっち すすめ!の本』があります。また、『あたまがコんガらガっち劇場』は「こんがらがっち」が登場するロジカルでシニカルでキュートな4コマまんがと超ショートギャグの本、
 他の作者(岩井 俊雄さん)の本ですが、『100かいだてのいえ』は、地上100階をめざして下から上に階段を登るように読んでいく楽しい絵本。いつの間にか数を覚えることも出来ます☆ 同じシリーズに、『ちか100かいだてのいえ』もあり、2冊をまとめた『ギフトセット100かいだてのいえ』もあります。また、マイク スミスさんという作者の『のせてのせて100かいだてのバス』という類似の本もあります(この本は『100かいだてのいえ』とは違って、最後のページが上下に長く広がります)。

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