ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

What Makes a Rainbow?(にじをつくったのだあれ?)

『洋書:What Makes a Rainbow?: Pop-Up(英語)』2000/2
 Betty Ann Schwartz (著), Dona Turner (イラスト)

『和書:にじをつくったのだあれ? (リボンのしかけえほん)』
2002/10
ベティ・アン シュワルツ (著), 鈴木 ユリイカ (著), ドナ ターナー (イラスト)


(感想)
 虹のしかけ絵本です。ページをめくるごとに色のリボンが出てきて、最後にきれいな六色の虹になるという、とても単純な仕組みのしかけですが、リボンをうまく使っているので紹介します。(なお、日本では虹は七色ですが、外国では六色といわれていることもあるそうです)。
 穴から出てくるリボンが、ページをめくるごとに増えていくというしかけなのですが、これは紙ではすぐに切れてしまうでしょう。異素材をうまく活用するというアイデアが素晴らしいと思います。色が一色ずつ増えていくので、子供にとっては色の勉強にもなることでしょう。
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 ベティ・アン シュワルツさんは、同じようにリボンを使ったしかけ絵本で、楽しく数字を学べる『1から10まで…ひっくりかえしてもういちど』も出しています。
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 また別の作家の本ですが、リボンをうまく使った本には『リボン (しかけえほん)』という本もあります。絵本の下に垂れ下がるように細長い黄色いリボンがついていて(新潮文庫の上についているしおり糸のような感じで、絵本の下側についています)、それが絵本のページに描いてあるイラストでうまく使われているのです。例えば鼠の尻尾になったり、流れ星の光跡になったり……かなりお洒落なアート絵本です。
 また異素材を活用した絵本としては他にも、鎖を動かして遊ぶ絵本『おばけのたいそう』や、紐を活用した絵本の『きかんしゃトーマスとなかまたちかず123』、『いきもの』、フェルトで遊べる絵本『ぞうのエルマー ジャングルのともだち』、太陽系の模型がついた『宇宙のえほん図鑑』などの絵本もあります。

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