ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

しかけ絵本・バタイユ、シャラット

Abc3d(ABC3D―ポップアップ見本帖)

『洋書:Abc3d(英語)』2008/10
 Marion Bataille (著)

『和書:ABC3D―ポップアップ見本帖』2008/7/1
 マリオン バタイユ (著)


(感想)
 白と黒と赤のとてもスタイリッシュな本。レンチキュラーのついた表紙は見る角度によって、「A」「B」「C」「3」「D」に次々と切り替わっていきます(英語版)。しかけ絵本としては、かなり小さく、一般の文芸書(厚めですが)並みの大きさです。
 内容はA~Zの文字のしかけ。26文字のはずですが、見開きで26ページ分、あるわけではありません(笑)。秀逸なアイデアと大胆なデザインで、思わず「くすっ」と笑って、「やるなあ!」と感嘆してしまいます。ABCの本は、アルファベットを覚えはじめの子供向けのものが多いのですが、これは、アルファベットを美的に楽しむ性格の強い本で、どちらかと言うと大人向けの本です。どのページも、近代美術館の展示物のようなシンプルで都会的な美しさなので、飾っておくのもお洒落です。

・1~2ページ目:A
・3~4ページ目:B
・5~6ページ目:C、D
※以下、Zまでのしかけあり
(ネタバレになるので、これ以上書きません)。
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 マリオン バタイユさんのその他の本、『10 (しかけえほん)』、『ナンバー』に関する記事もごらんください。
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 同じようにABCを美的に楽しむ本には、Kveta Pacovskさんの『Alphabet (Pop Up Die Cut Book)(英語)』などもあります。
 またABCを学ぶ知育しかけ絵本には、Robert Crowtherさんの『he Most Amazing Hide-and-Seek Alphabet Book(英語)』の他、和書にも『セサミストリート ABCかきかたブック』、『メイシーちゃんのABC』、『いたずらエルモのひらいてのぞいてABC』、『ミッフィーの ABCで あそぼ』、『ミニしかけえほん (9) どうぶつABC』などがあります。

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