ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

Lights Out!(ライトをてらせ!)

『洋書:Lights Out!: Shadow Pop-up And Play(英語)』
2006/8
 Richard Fowler (著)

『和書:ライトをてらせ! (ぶたいしかけえほん)』2007/12
リチャード ファウラー (著), たに ゆき (翻訳)


(感想)
 飛び出すしかけだけでなく、その影をも楽しもう!という新発想のしかけ絵本です。
 すべてのページが、シンプルな背景の前に影絵のしかけが立ち上がるだけという非常に簡単な構造をしているのですが、本についている小さい懐中電灯で照らすことで、影絵を動かすことが出来るのです。
 単純なしかけだと分かっていても、夕闇迫る空に木と猫の影が長く伸びたり、夕焼け空に灯台の影が大きくなったり小さくなったりして映るのが、とても神秘的な感じです。
 夜の闇に森のフクロウが飛んだり、満月を箒にまたがった魔女が横切ったりすると、胸がどきどきして、そのまま影絵が本から部屋の壁や天井に飛び出すと、なんだか魔法にかかったような不思議な感じが広がります。

・1~2ページ目:夕闇の大きな樹の前を歩く猫。
・3~4ページ目:夕焼けの灯台と船。
・5~6ページ目:夜の森に飛ぶフクロウ。
・7~8ページ目:カップルが車でドライブ。空に流れ星。
・9~10ページ目:満月の夜空に飛ぶ魔女。
   *   *   *
 しかけの一部に光を使っているしかけ絵本はいろいろありますが、ここでは「ライト」が中心テーマの一つになっているものを紹介させていただきます。
 『いそげ!きゅうきゅうたい』などは、色が変わるフラッシュライトを使っているもの。『レントゲン写真で見るヒトのからだ』は、なんと本物のレントゲン写真16枚とライトボックスがついたしかけ絵本です。
 また『ポケモンBW ライトでさがそう!』や『古代エジプトたんけん』などは、実際にライトを使うのではなく、暗いフィルムに付属のライト(白い紙)を差し込むと、隠れている絵が浮かび上がるというものです。

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