ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

Robert Sabuda(ロバート サブダ)

The Chronicles of Narnia Pop-up (ナルニア国物語)

『洋書:The Chronicles of Narnia Pop-up: Based on the Books by C. S. Lewis(英語)』2007/10
C. S. Lewis (著), Robert Sabuda (イラスト), Matthew Armstrong (イラスト), Matthew Reinhart (イラスト)

『和書: ポップアップ絵本 ナルニア国物語』2008/4/2
C.S. ルイス (著), ロバート サブダ (著), C.S. Lewis (原著), Robert Sabuda (原著), 中村 妙子 (翻訳)


(感想)
  C・S・ルイスの子供向け小説『ナルニア国物語』(The Chronicles of Narnia)を題材にしたロバート サブダとマシュー ラインハートのしかけ絵本です。
 『ナルニア国物語』は出版順に次の7作からなっていますが、それらのハイライトシーンを大きなしかけで表現し、物語の簡単な要約が書いてあるという構成になっています。
『ナルニア国物語』
1)ライオンと魔女
2)カスピアン王子のつのぶえ
3)朝びらき丸 東の海へ
4)銀のいす
5)馬と少年
6)魔術師のおい
7)さいごの戦い
 各ページのしかけは、色鮮やかで、サイズも動きも大きくて迫力満点! とくに「馬と少年」の馬の動きはダイナミックで必見です。どのページのしかけもクオリティがとても高いので、全部を開いて飾っておきたくなります。

・1~2ページ目:魔術師のおい。優しいライオンが物語の世界へと誘います。右にしかけ絵本(3ページ。魔術を見せてくれます)
・3~4ページ目:ライオンと魔女。雪の森での魔女との出会い。右にしかけ絵本(3ページ。中央の大きいしかけと連動します)
・5~6ページ目:馬と少年。少年を乗せた白馬がダイナミックに疾駆します。
・7~8ページ目:カスピアン王子のつのぶえ。騎士たちが戦います。
・9~10ページ目:朝びらき丸 東の海へ。金色の竜の頭をもつ帆船が大海原を航行していきます。右にしかけ絵本(3ページ)
・11~12ページ目:銀のいす。白い鳥の背にのって、子供たちが空に舞い上がります。
・11~12ページ目:さいごの戦い。真ナルニアへと、みんなが歩き出します。
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 この本の原作の『ナルニア国ものがたり』に関する記事もごらんください。
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 『ナルニア国物語』の小説に興味をもたれた方のために、原作小説(全7冊)のセットも以下に合わせて紹介します。また、その世界について知りたい方に、『ナルニア国物語 解読 ―C.S.ルイスが創造した世界』は、いかがでしょうか。
 さらに、ファンタジー超大作映画の『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』『第2章:カスピアン王子の角笛』『第3章:アスラン王と魔法の島』は、ブルーレイとDVDが販売されています(ここではブルーレイ版を紹介します)

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